こんにちは!cherryです (*˘︶˘*).。.:*✿
西郷どんは第18話から後編に入ります。
前半では、薩摩の吉之助の家や、江戸や薩摩の城内が舞台となりました。
一度死んだ吉之助に再び息を吹き込んだのが、島娘の愛加那で、二階堂ふみさんが演じます。
愛加那の幼名「とぅま」ですが、手には結構派手めのタトゥーが目を引きます。
お花とか、動物ではなさそうな模様ですよね。
どんな意味があるのかを調べてみました。
Contents
二階堂ふみの愛加那(とぅま)役の手に入れ墨
ドラマは後編に入り、舞台は南の島の奄美大島となりました。
この美しい島で、吉之助は島娘のとぅまに出会います。
愛加那の手には、奇妙はタトゥーが入っています。
出典:twitter
左手のコウに黒いもようが見えます。
指にもあるようですね。
右手はというと…
出典:twitter
ありました。
手の甲と、指にも線が入っています。
もう少しアップで、模様を見てみます。
出典:twitter
指にされた入れ墨は、線ではなくて矢じりの模様なんですね。
どうやら、左右の模様は違うように見えます。
愛加那(とぅま)の手の入れ墨の模様や意味
入れ墨といえば、その道の人は菩薩様とかで、トカゲとか、蛇とかも見たことがあります。
女性の場合は、アゲハチョウとか花をしている人を見たことはあります。
愛加那の入れ墨の模様は、初めて見ました。
古代文明の象形文字のようでもありますね。
奄美大島の風習ハジチ
奄美大島独特の文化のようですが、沖縄地方では手にタトゥーを入れる風習がありました。
奄美の女性も、たしなみとして入れ墨を入れる風習がありました。
この、手の甲にしている入れ墨はハジチ(ハジキ)といいます。
ハジチは女性だけに入れる入れ墨で、かつては成人女性の儀礼として一般的でした。
まず、13歳頃にまず左手に入れます。
結婚すると右手にも入れます。
沖縄では、7歳の頃に最初のハジチを入れ、16歳の頃に本格的に入れたそうです。
そして、婚約するまでに完成させていました。
入れる方法は、まず泡盛で手の甲を消毒します。
竹針や楊枝の先に墨を付けて、何度も突き刺して墨を流し込みます。
相当な痛みがあるので、黒砂糖をなめて痛みを紛れさせたそうです。
この人、相当痛かったでしょうね。
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出典:manwe
大きなハジチを入れている人は、その痛みに耐えたことから周囲から一目おかれるようになります。
辛抱強い、根性があるとみられるんです。
出産の痛みや、結婚してからの忍耐に辛抱する女性の覚悟の意味も表しているのです。
忍耐強く、一途な女性のしるしなんですね。
明治32年に政府が禁止令を出すまで、一般的に行われていました。
ハジチの模様の意味
出典:naha
ハジチには子孫繁栄や魔除けの意味があります。
沖縄では、遭難しかけた船が刺青をした手に助けられたという故事が広まり、普及したそうです。
17世紀初頭には、薩摩が琉球に侵略した際、ハジチをした女性を突き返したことから、薩摩に連れて行かれるのを防ぐとされました。
確かに、このような風習を知らなかったら、黒い手をしていたらギョッとしますよね。
当時は、女性がアジアに売られたりしていたので、それを避ける意味もあってハジチをしていたようです。
石垣島のハジチ
出典:inumimi
ハジチにはいろいろな模様があって、島固有の模様がありハジチの模様を見れば、どこの島のどんな身分の女性なのかがわかるようになっていました。
また、ハジチの模様には、縫い物の上達を願う意味のものもありました。
なにより、ぱっと見て両手にハジチを入れていたら結婚している女性だとわかります。
ひと目で人妻とわかってしまう(^o^)
一度入れたら落ちないので、一人の人との結婚しか出来ませんよね。
夫が早死しても、再婚とか難しいでしょうね。
今ではハジチを奄美のお土産として、ハジチの模様の手袋が販売されているそうです。
まとめ
愛加那の手にあった入れ墨は、ハジチというものです。
女性のたしなみとして、まず左手に入れ、結婚したら右手にも入れます。
愛加那は西郷との結婚で、右手にもハジチを入れました。
いずれ島を出ていくことになる西郷との結婚でした。
愛加那と西郷との別れは、せつなすぎです。
ティッシュを準備して号泣してください。
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