こんにちは!cherryです (*˘︶˘*).。.:*✿
NHK大河ドラマの「西郷どん」の放送が開始されました。
第1話は、西郷隆盛の幼少時代からスタートしました。
西郷隆盛については、いろんな本が出ていて見方もいろいろあります。
西郷どんの原作は林真理子さん、脚本は中園ミホさんです。
女性の目から見た西郷隆盛を取り巻く女性たちが、どのように描かれるのかが見どころですね。
初回放送後の視聴率はどうだったのでしょうか?
西郷どん1話のあらすじ「薩摩のやっせんぼ」
ドラマは明治31年(1898年)12月18日、「上野の西郷さん」の銅像の除幕式の場面からスタートします。
銅像の白い布を取り除くと、西郷隆盛像が姿を表しました。
「…違っ…違っ…旦那さぁはこげなお人じゃあいもはん!」と叫ぶ女性。
この女性は、西郷の3番目の妻の糸(いと)
本当に銅像が西郷に似ていなかったのかはわかりません。
場面は西郷の幼少期にさかのぼります。
天保(てんぽう)11(1840年)
徳川の世になり200年あまり経ち、日本は鎖国によって眠っていた時代です。
島津家を藩主とする薩摩(さつま)では、4人に1人が侍という土地柄で、人々は乱世と変わらない気風が残っていました。
小吉(こきち)のちの西郷隆盛は、そんな国の下級藩士である西郷家の長男として生まれました。
薩摩藩には年長者が年少者に、読み書きや武芸、礼儀作法などを教える「郷中教育」という集団教育制度がありました。
郷中教育は町内ごとにあり、少年たちはその中で鍛え合います。
小吉は下鍛冶屋町です。
あるとき、小吉は仲間たちと川に鰻取りにやってきました。
すると、何かにつけて張り合っている高麗町郷中の少年たちが魚とりをしています。
「こん川はぜーんぶ下鍛冶屋町んもんじゃ」
「下鍛冶屋町の芋どんが!」
たちまち川の真ん中で激しい取っ組み合いになりました。
しばらくすると、小吉は「腹が減った、鰻取りで決着をつけよう」と提案する。
結果は、下鍛冶屋町の勝ち。
すると、負け惜しみで、高麗町の有村俊斎は「鰻よりおいしいお菓子が磯の御殿にある」と言い出します。
磯の御殿とは、島津公の別邸です。
有村俊斎はお城の茶坊主をしているので、たくさんのお菓子が運ばれるのを見ていました。
「お菓子をくすねてきた方が勝ちだ」と高麗町の大将の大山格之助が勝負を持ちかけます。
磯の御殿には恐ろしい天狗が住んでいると聞いたことがある…
翌日の早朝、少年たちは磯の船着き場に付くが、天狗が気になっています。
おじけづいているところに、見慣れない少年が声をかけます。
少年は「イトウ」と名のり、真っ先に御殿目がけて走り出しました。
イトウはびっくりするほど足が速い少年でした。
小吉たち一行も後に続いて走ります。
ところが、御殿近くまで行ったところで番卒に見つかってしまいました。
少年たちは、散り散りになって逃げました。
裏山に逃げ込んだ小吉たちが開けたところに出る瞬間、爆音と突風に襲われました。
煙の中から現れた真っ黒な顔をした、奇妙な格好の男が現れました。
「天狗だ!」少年たちは逃げ出します。
しかし、一番小さい村田新八が天狗に捕まってしまいます。
天狗は小吉にいいます。
「お前はいちばん小さい仲間を見捨てて逃げた。
弱い者の身になれんやつは、弱い者以下のクズだ!」
「わしは、ここで異国の天狗をやっつける研究をしている。強くなければやっつけられん」
「ここで見たことを誰にも言うな」
天狗の言葉に圧倒される小吉に、天狗は「口止め料だ」と紙の包みを投げます。
船の上で包を開けてみると、中に入っていたのはなんとカステラ
包紙に書いてあった文字に気が付きました。
「cangoxina」これは、天狗の呪文なのか?
その時から、小吉の心の中には天狗が住み着いてしまいました。
弱い者の身になって守ってやれる強い男になりたいと小吉は心底思うようになります。
西郷家は9人の大世帯で、貧しい下級藩士の食事も質素です。
祖母のきみは、小吉がご先祖様の無敵斎(むてきさい)様のように、大きく立派になってほしいと言うのが口癖です。
父母、祖父母、兄弟たちも、小吉をたよりに思っています。
妙円寺参りの日。
薩摩の少年たちは、郷中どうしの競争をします。
険しい山道を駆け抜けて一番乗りで妙円寺を目指し、一番乗りには褒美の餅がもらえます。
小吉の下鍛冶屋町は足の速いイトウのおかげで、平之郷中を振り切って一番乗りをすることができました。
平野郷中は上級藩士の家の尾田栄作が率いています。
しかし、イトウは女であることがバレてからかわれてしまいます。
イトウは岩山糸という名でした。
糸は男と同じように、競争したり、郷中で勉強や剣術を習いたかったのです。
そこに、鎧武者を引き連れた島津久光が現れます。
なんと後ろにいる武者はあのときの天狗でした。
小吉は天狗の正体が、島津斉彬様だと知るのです。
島津斉彬は小吉にいいます。
「子供は国の宝だ。お前たちを頼もしく思うぞ」
小吉にとっては夢のような出来事でした。
小吉は島津斉彬の言葉が忘れられません。
山で出会った時の言葉が蘇り、糸の悔しい気持ちを考えました。
小吉はすっかり島津斉彬に心を奪われ、側でお仕えしたいと思うようになっていきます。
あるとき、ますます熱心に剣術の稽古に励む小吉に、悲劇が襲います。
妙円寺参りで逆恨みした栄作たちに襲われ、小吉は右肩に大怪我を負ってしまったのです。
怪我をさせた栄作とその父が西郷家を訪れます。
そこで、刀は鞘から抜かなかったと小吉は栄作をかばって嘘を言います。
小吉の父吉兵衛は「謝るのはこちらの方です」と小吉に頭を下げさせるのでした。
勝ち誇ったように栄作はにやりとします。
小吉は理不尽に震えます。
小吉の怪我は重傷でした。
二度と刀が持てなくなってしまったのです。
もう生きていてもしかたがないと小吉は思います。
狩場で見つけた斉彬の姿に、小吉は駆け寄り自分の思いを伝えます。
「斉彬様にお仕えしたかったが、刀も持てなくなったので死のうと思っています」
「死んではならぬ、これからは刀を振り回す時代ではない」
「強い男になれ」
斉彬が去った後、小吉からは絶望が消えていました。
蒼くん(小吉さぁ)と謙さん(斉彬様)すごかったぁ。
この小吉さぁのずっと後ろに亮平さん(吉之助さぁ)も視線を感じて佇んでいたんだね✨#西郷どん#渡辺蒼#渡辺謙#鈴木亮平 pic.twitter.com/nLBmhWfSHh— atsu-himurock (@atsuhimurock) 2018年1月7日
それからほどなくして、小吉は包み紙の「cangoxina」について知ることになります。
世界地図を見ると、薩摩は点のような大きさです。
けれど世界は、鹿児島を見ていると気づくのです。
西郷どん第1話の感想と評判
1話を視聴し、とても面白かったです。
小吉はじめ、子役たちの演技が素晴らしく、可愛らしさに溢れていました。
鹿児島弁は、一部聞き取れないところもありましたが、雰囲気で内容は理解できました。
独自の言葉のアクセントが、柔らかく暖かく聞こえる方言です。
鹿児島弁だから、少年たちのやりとりがより面白く、子供らしさが出ていたように思います。
鹿児島弁だから、テンポよく感じてより良かったという感想もあり、
鹿児島弁が何を言ってるのかわからないという感想もたくさんあったようです。
「やっせんぼ」というのも鹿児島弁の臆病者という意ですが、確かにこの地方以外では使いませんよね。
今後は、特別な言葉の場合は字幕や説明を出して欲しいという要望がNHKに寄せられたそうです。
西郷家の家族は、長男である小吉を頼もしく、将来を楽しみにしていたことがよく伝わり、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
大切な長男の成長を喜び、家の明るい将来を思って大家族が仲良く暮らしています。
昔の家族は、こんなふうに子供の成長を楽しみに生活していました。
古き良き時代のように懐かしいような気持ちになりました。
現代でも、子供の成長や将来を楽しみにするけれど、期待の濃さなどは微妙に違っています。
小吉の父、西郷吉兵衛(さいごうきちべえ)風間杜夫さんの下級武士のふがいなさや、それを取り繕うとする人間くさい表情が良かった。
小吉の母(松坂慶子さん)の小吉への深い愛情も迫ってくるものがありました。
家族ために忙しく働き、立派な武士を育てる誇りをもっています。
島津斉彬役の渡辺謙さんが、めちゃめちゃカッコイイです。
眼光するどく、圧倒させる存在であることは画面を通しても分かりすぎるほど。
渡辺謙「西郷どん」島津斉彬役に「色々冒険もさせてもらってます」「皆様のお口に合えば幸い」https://t.co/MA2yvOfgfj
— 町田 明広 (@machi82175302) 2018年1月9日
さすが、ハリウッド俳優
私生活ではありますが、南果歩さんの○○宣言もありましたよね。
それで、奥さんが大変な病気だったのに…と思うところがあったりもしました。
そんな、ご家庭のことを微塵も感じさせないってやっぱすごいです。
「強くて勇敢な小吉が憧れる男」そのものでした。
カッコよすぎ!という感想が多数あります。
凄く面白かったです!子役の子、とても溌剌としていて、後の西郷さんを彷彿とさせますね。久々に次が見たくなる引きでした。鈴木くんの躍動楽しみです。一話の感想「斉彬様かっこよすぎだわ……」 #西郷どん #せごどん
— あねもね@ありがとう翔平。 (@botan_ichige01) 2018年1月7日
第1回では、郷中での小吉の様子や家族、糸や島津斉彬との出会いや小吉の気持ちの成長など、盛り沢山な内容でした。
ですので、テンポよく進み、役者さんたちのそれぞれの演技が素晴らしかったのでとても良かったと思います。
次回は、もう幼少期は過ぎて青年期となります。
子役たちはもう、回想する場面しか出てきません。
子役の演技はとてもよかったし、鹿児島弁での掛け合いも楽しかったので、1回だけなのはちょっと惜しい気がしますね。
・オープニング映像綺麗
・斉彬様の渡辺謙に惚れる
・ちび利通がイケメンで瑛太にちょい似
・ちび糸が、べっぴんさんのちびすみれ、可愛なっとる
・小柳ルミ子が映ると画面が下品になる
・もう少し子役回欲しい
・1年間見れそう
#西郷どん pic.twitter.com/cIJkl80TcL— まさ (@masa_yanan) 2018年1月7日
島津斉興の側室の由羅(ゆら)が登場していました。
演じる小柳ルミ子さんは久しぶりに見ました。
眉を消して、遊女のような公家のような妖艶な雰囲気で登場していました。
島津斉彬が生涯で最も恨んだ女性だということですから、どのように迫ってくるのか楽しみです。
西郷どん1話初回視聴率
西郷どんの視聴率が出ました。
過去の大河ドラマ「直虎」「真田丸」などと比べて、どうだったのでしょうか?
初回放送の視聴率を見てみます。
18年「西郷どん」=15・4%
17年「おんな城主 直虎」=16・9%
16年「真田丸」=19・9%
15年「花燃ゆ」=16・7%
14年「軍師官兵衛」=18・9%
13年「八重の桜」=21・4%
12年「平清盛」=17・3%
11年「江~姫たちの戦国~」=21・7%
10年「龍馬伝」=23・2%
09年「天地人」=24・7%
08年「篤姫」=20・3%。
過去の放送の初回放送と比べると、「西郷どん」は良い方ではありませんね。
しかし地元の鹿児島では34.9%もありました。
BSでの視聴率は4.9%でした。
これは、「直虎」4.3%を上回る数字です。
今後の視聴率は前作の直虎を上回るかも?
まとめ
西郷どん1話あらすじを紹介しました。
感想や評判を調べてみると、かなり面白かった!良かった!との口コミがあります。
子役の演技が良かったと評判になっています。
島津斉彬がカッコよすぎとの口コミも多数です。
少年が憧れるのは納得させられる演技でした。
今後の放送が楽しみです。
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